11月3日の「世界仰天ニュース」
2009年、駅のホームに人が落ちる線路転落事故から、人命を救った伊賀崎俊さんの話が放送されます。
当時伊賀崎俊さんは大学生。
気を付けていても、とっさの状況では体が動かないなんてことはよくあります。
そんな状況で、どうして伊賀崎さんだけ救助に動けたのでしょうか?
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伊賀崎俊とは?
プロフィール
名前:伊賀崎俊(いがさきしゅん)
年齢:39歳
生年月日:1981年6月12日
出身地:京都府
伊賀崎俊は難聴だった!?
伊賀崎俊さんは、生後8か月で「感音性難聴」と診断されました。
感音性難聴とは…耳の中の「感音器」という部分に障害が起こる難聴。
聞こえる音が限定されたりと、補聴器が必要な生活になることも
伊賀崎さんは小さい頃から補聴器が手放せず、人に助けられて生きてきたため、「自分の身は自分で守りたい」とコンプレックスを持っていました。
伊賀崎俊の大学は?
伊賀崎さんの大学は「筑波大学附属聴覚特別支援学校」です。
この学校で伊賀崎さんは読唇術を学びました。
それだけでなく、社会に出たときに不安をぬぐうため、大学で「災害救援ボランティア講習」を受けていました。
伊賀崎俊がホーム転落事故から救助したエピソード
2009年の9月4日午前0時20分。
伊賀崎さんは家庭教師のアルバイト帰りに、「私鉄・北総線新鎌ヶ谷駅」にいました。
電車が5分遅れており、伊賀崎さんは携帯電話をいじっていました。
すると、目の前の男性が酔っていたのかふらついており、ホームから転落してしまいました。
すかさず、伊賀崎さんが線路に降りると、別の乗客も降りてきてくれました。
二人で何とか転落者をホームに押し上げて、伊賀崎さんは名前を告げず、その場を去りました。
半月後、男性の家族からお礼の電話がかかってきました。
伊賀崎俊の現在は?
伊賀崎俊さんは現在、外資兼証券会社に勤務するとともに、一般社団法人「レプロ東京」で代表理事兼監督を勤めています。
伊賀崎さんは、サッカーを小学1年から続けており、聴覚障碍者のサッカー、フットサルのデフサッカー、デフフットサルで日本代表になった経験があります。