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足利銀行詐欺横領事件とは?
昭和50年7月20日に、足利銀行栃木支店の貸付係の大竹章子(当時23歳)が架空の預金証書を使って2億1000万円を引き出していた事件です。
2億1000万もの大金を引き出していたにも関わらず、足利銀行栃木支店の人間は気づくことがなく、気づいたのは「本店からの抜き打ち審査」でした。
本店の人間の目で見たところ帳簿に怪しい箇所が見つかり、すぐに大竹章子がやったことだとわかったのです。
足利銀行詐欺横領事件の大竹章子のアンビリバボーなお金の使い方とは?
この事件では、2億1000万もの大金が女性銀行員によって横領されたことにも注目が集まりましたが、もう一つ、大竹章子の2億円の使い方が話題になりました。
何と、自分のためには一銭も使っていなかったのです!!
では、何のために使っていたかというと、全て男に貢いでいたのです!!
後で調べたところ、大竹章子が貢いだお金は真犯人の阿部誠行によって、競馬情報会社やクラブの経営、愛人との派手な生活に使い込まれていました。
大竹章子さんはのめり込んで周りが見えていなかったんだよ。きっと
追記 足利銀行詐欺横領事件の阿部誠行とはどんな男だったのか?
阿部誠行は、奥さんもすでにおり、強盗の前科もありました。
また、先ほど言ったように何人も愛人も囲っていました。
前科があることもあり、大竹章子さんと警察が捕まえようとしたときは、不穏な気配に気づいて、車で120kmで踵を返して逃走しました!!
また、一緒に逃走していた女性は、奥さんがいることを知っていながら、心を掴まれていたようです。
足利銀行詐欺横領事件の真犯人阿部誠行の大竹章子のアンビリバボーな騙し方とは?
足利銀行詐欺横領事件の真犯人である、阿部誠行はどうやって大竹章子を騙したのでしょうか?
その後の調査によって
大竹章子は2年前の昭和48年夏、友人と東北旅行した際、車中で「国際秘密警察員・石村」と名乗る阿部誠行と知り合いました。
大竹章子は「世界中を駆け回り国家のために活動している」阿部誠行に興味と憧れを抱いた。これを見抜いた阿部は、大竹に結婚話で近づき「国際秘密警察を抜けるため」借金を要求した。
大竹章子と阿部誠行に下された刑罰と、現在とは?