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南裏健康(みなみうらたけやす)とは?
南裏健康さんのプロフィールはこちらです。
名前:南裏健康(みなみうら たけやす)
生年月日:1957年
年齢:62歳(2019年)
出身:奈良県
山には13歳のころから登山を始め、18歳から本格的にクライミングを始めます。
そのクライミング歴は、40年をゆうに超えています。
世界中の有名な場所でクライミングをしてきたことも評価されていますが、「フリークライミング」という、確保用具に頼ることのない、登り方の基礎を作ったことで有名です。
南裏健康(みなみうらたけやす)の事故とは?

1990年の9月9日に、トランゴネイムレスタワーへの登頂を試みました。
私は知らなかったのですが、トランゴネイムレスタワーは、パキスタンにある標高6,286mもある、世界中のクライマーが憧れる山のようです。
この6,286mですが、イメージとして、東京スカイツリー約10個分の高さのようです。
南裏健康さんは、トランゴネイムレスタワーへの登頂には成功しましたが、頂上から降りる際に、パラグライダーを使用したところ、急に風向きが変わってしまい、パラグライダーが宙づりになってしまったのです。
南裏健康さんが宙吊りになったポイントは、頂上から90m下がったポイントだったため、風の関係もありヘリコプターでの救出は不可能でした。
南裏健康(みなみうらたけやす)はどうやって助かったの?
トランゴネイムレスタワーで宙吊りになってしまった南裏健康さんは、宙吊りから3日目に、ヘリコプターでの救助を試みられました。
しかし、6000mを超えるほどの高所であり、風などの気象条件もあったため、ヘリコプターでの救助は不可能でした。
そこで、南裏健康さんとともに、トランゴネイムレスタワーに挑んだ木本哲、保科雅則さんが、地上から垂直の岸壁を上ってきてくれて、救助にあたってくれました。
南裏健康さんは、高所ということもあり、4日目には水分さえも体が拒否する、極度の衰弱状態に陥りました。何とか食べ物の話をすることで、意識は取り留めていたようです。
ようやく6日目に、ヘリコプターからチーズの缶を渡されて、飲まず食わずの状態から脱することが出来ました。
南裏健康(みなみうらたけやす)の現在は?

南裏健康(みなみうらたけやす)さんは、現在クライミングスクールを開いています。
「SWEN」という静岡県と、愛知県を拠点に展開するアウトドア用品店の三島店で、奥さんと一緒に、クライミングスクールを開いています。
南裏健康のクライミングスクールの場所や料金は?
南裏健康さんのクライミングスクールの場所はこちらです。
住所:静岡県駿東郡清水町玉川24-1
電話番号:055-981-8520
営業時間:10:00~20:00
クライミングの料金はこちらのようになっています。


出典:SWEN公式HP
大体、1回3000円ほどで体験できるようです。
南裏健康(登山家・クライマー)のまとめ
1:南裏健康は、パキスタンのトランゴネイムレスタワーで宙吊りに
2:高度6000m以上でヘリコプターでの救助も不可能だったため、同行者に救助してもらい助かった。
3:現在は、「SWEN三島店」でクライミングスクールを経営。